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高田 正幸 准教授 研究紹介

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我々を取り巻く音環境をより良くデザインするために,音が人間に及ぼす影響を心理的あるいは生理的側面から分析し,
得られた知見を音のデザインにフィードバックすることを最終的な目標として研究を進めています。
これまでに対象としてきたのは主に機械から発生する騒音やサイン音などですが,これらの音は周囲の音環境との関係によって聞こえ方が異なります。
また,聞く人の個人特性だけでなく,その人が置かれる状況や立場によっても捉えかたは異なるでしょう。
このように,考えられるさまざまな要因を考慮に入れながら音が人間に及ぼす影響を検討することで,
バランスのとれた,より良い音のデザインが可能になると考えます。
これまでに以下のようなテーマの研究を実施して来ましたが,このような研究を通して音と人間のかかわりについて理解を深めると共に,音のデザインに関する知見の蓄積と社会への提供に努めます。

・機械音の音質評価法に関する研究
・機械製品において音質がもたらす経済的付加価値に関する研究
・コミュニケーションツールとしての側面に着目した警笛のデザインとその感受性の国際比較
・擬音語を利用した音の評価手法に関する研究
・音の物理的特徴と生理的反応,心理的反応の関連に関する研究
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